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オブジェクトVR(360度回転画像)とは、 

オブジェクトVRってなに?!初めて聞く人から これから始める人に向けて

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オブジェクトVRとパノラマVRの違い

オブジェクト パノラマ
撮影技術の進歩から生まれたVR表現には、大きく分けてオブジェクトVRとパノラマVRの2種類があります。どちらもスマホやパソコン,ヘッドセット(HMD)を使ってインタラクティブ(双方向)に操作するコンテンツですが オブジェクトVRは、ターンテーブル などを使い複数の画像データを元に対象物を回転、拡大、縮小しながら見るためのコンテンツで、多くはECサイトやwebカタログ、学術研究の分野などで使われることが一般的です。それに対してパノラマVRは、空間をVRで表現したコンテンツでリコーのthetaに代表される専用カメラで撮影します。用途としては、観光地や施設の紹介など旅行業界や不動産業界で主に使われています。身近なところではGoogleストレートビューなども含まれます。球体を外側から見るか、内側から見るかの違いを想像してもらうとわかりやすいかもしれません。私共が提供するのは、前者のオブジェクトVRになります。オブジェクトVRの構想自体は1990年代にはアメリカで確立していたようですが、そのころは、ハードウェアと通信技術がまだ未熟で一般に普及するには、20年以上の歳月が必要でした。それらの技術が成熟した現在は誰でもスマホに電波が届いてさえいれば、どこでも画面の中に実際商品があるような感覚でショッピングができるようになりました。商圏に囚われず。世界共通の言語として消費者に今までの2Dの写真では伝えきれなかった商品の魅力をお伝えすることができます。お客様のもう少しここの形が知りたいという欲求を満たしてくれる次世代の技術になります。

オブジェクトVRの仕組み 

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ネットワーク上にあるサーバーのデータベースからデジタルデバイス(パソコン、スマホ、タブレットなど)を使ってユーザーが見たいアングルを指やマウスの動きに合わせて画像データを呼び出しアニメーションのように繋ぎ合わせて見る事ができます。また対象物を拡大して見る場合は、あらかじめ用意された大きめの画像にスムーズにスイッチするので動画の拡大画像に比べて荒れることなく細かいところまで鮮明に見ることが出来ます。アプリに依存しないのでネット環境が整っていれば、ほとんどのデバイスでいつでもどこでも手軽にVR体験が可能です。画面の中に実際物が入っているかのような錯覚を誘うヴァーチャルリアリティー技術です。

オブジェクトVRの撮影

VR撮影風景
撮影方法はいくつかありますが多面的に対象物を画像として取り込むという点においては一致します。1、対象物がターンテーブルの上で回る 2、対象物の周りをカメラが回る 3、対象物の周りを複数のカメラで囲んで同時に画像を取り込む 大きく分けてその3つの方法になります。ここでは、それぞれについて簡単に解説していきます。

1.ターンテーブル に対象物(商品、人物)を乗せ、カメラを固定して定点でターテーブルの回転に合わせて複数枚(12〜36)撮影する方法は、低コスト短時間で撮影できますが、対象物が動かないことが前提となります。人物も60秒ほど静止できれば撮影可能(多少の動きは許容範囲とした場合)ただし、建物のように何かに固定されていたり、大型機械のように荷重があり動かせないもの じっとしていられないペットや小さなお子様には不向きです。ターンテーブルの種類は手動、電動、パソコンとカメラに繋いで使う専用のモノがあります。特殊なものとして吊り下げタイプのものもあります。またサイズも様々で対象物によって使い分けられます。

2.対象物に対しカメラや照明などがその周りを同心円状に移動しながら撮影する方法、対象物の周りに広いスペースが必要 移動しながらその都度微調整が必要なので撮影時間がかかります。映画の撮影で使う円形のレールを使いドリーやカメラレールまたはドローンで撮影することも可能です。この場合もターンテーブル同様中心軸がぶれないように注意しなくていけません。1で対応できなかった大型機械や建物の外観などでVR表現が可能です。
  
3.複数台のカメラを対象物の周りに配置し同時に撮影する方法 撮影時間は一瞬なので人物やペットなど動きがある物の撮影に向いています。ただし広いスペースまたは専用ブースが必要なので、どうしても撮影コストが高額になります。


  

オブジェクトVRのプロモーションビデオ


オブジェクトVRの編集

編集画面
ターンテーブルなどで撮影した複数の画像データは、一度フォトショップなどの画像加工ソフトで切り抜きや修正をして保存します。そのデータを専用ソフト「オートリーキャプチャ」などに取り込みます。あとは設定にあわせて自動で生成されますが、編集モードで最終の微調整を加えることもできます。プレビュー画面で確認した後、オブジェクトVR用のデータとしてフォルダに書き出します。そのフォルダの中のHTMLファイルをクリックするとローカル上でオブジェクトVRの操作が可能になり、サイトアップ前の最終検証作業を行うことができます。出来上がったフォルダの中には「オートリーキャプチャ」で任意で名付けたフォルダ名と同じ名前のフォルダとHTMLファイル、他に3点のデータがありますがそちらは基本的には使わないので割愛します。最初のフォルダの中にはimageフォルダがあり、その中にlv1 lv2という2つのフォルダが入っています。lv1には拡大した時に使う大きめのjpegデータで lv2にはベースになるjpegデータがそれぞれ入っています。lv1は、印刷用(使用サイズによる)lv2にはアイコンとして流用することもできます。HTMLファイルに書かれているJavaScriptはそれらの画像データと紐付けされていてユーザーの動きに合わせて該当する画像データを呼び出します。それを円滑に繰り返す事がオブジェクトVRの基本原理となります。

オブジェクトVRの運用 (サイトアップ)

オブジェクトVRのデータフォルダは、写真や動画のデータのようにそのまま簡単にサイトに反映させることができません。ここでは、サイトアップまでの一連の作業を解説します。下に動画のリンク先が貼ってあるのでわからなければ参考にご覧ください。オブジェクトVRが入ったデータファイルを「FileZilla」のようなFTP ソフトを使い指定のサーバーへフォルダごとアップロードします。次に契約サーバーのFTP編集ソフトでhtmlデータの階層までいき、htmlのURLをコピーし、そのURLをブラウザソフトで開くとオブジェクトVR 画面にジャンプする仕組みです。ホームページやPDFで使用する場合は画像データなどにリンクを貼っておいて 画像をクリックするとVR画面に切り替わるように設定します。
運用が難しいというお客様には、こちらからURLとQRコードをご提供いたします。またオートリー社が運営しているオブジェクトVR専用プラットフォーム「SAAS PHOTO」であればアップロードするだけでURLとQRコードの発行が即時可能です。

Tips オブジェクトVRの一番外側のフォルダを中の画像のアイコンにしておくとAdobe Bridgeなどのブラウザソフトでデータを探すとき いちいち中身を開かなくても一覧することができるので大変便利です。

オブジェクトVR サイトアップまでのプロセス

オブジェクトVRの活用

パソコン閲覧風景
データの一般的な活用方法としては、ECサイトに埋め込み サイト訪問者が商品の形状を把握したり拡大して細かい部分を確認するのに使われます。
新製品のプロモーションとして電子メールにオブジェクトVRのアドレスを添付し送信することも可能ですし、その際jpeg画像やGIF画像にリンクを貼っておけば画像をクリックすることによりVR画面へジャンプさせることも出来るようになります。
営業ツールとして持ち運べないような商品であれば、お客様の所で見てもらうためにタブレットかノートパソコンにいれて持ち運ぶこともできます
また社内資料としてPDFなどに埋め込むことにより オンラインでの詳細な情報共有を可能とし実物と写真のギャップを埋める存在になります。

商業目的以外では、教科書のデジタル化に伴い、教材の一部として生徒が形状を把握する上で有効な手段となります。
3D写真より低コストで手軽に作れるのでご予算に合わせたご提案が出来るかと思います。

データ整理方法とメールやPDFでの使用方法

オブジェクトVRのメリットとデメリット

ほとんど全ての物にメリットとデメリットがあるようにオブジェクトVRもそれは、例外ではありません。例えば複雑な形や色の商品は、VRの得意とするところであり、モニター画面の中に実際モノが入っているように表現できますが、一方平面的で画一的なモノはその範疇ではありません。むしろそれは、従来の表現で事足りる物です。親和性を考えメリットとデメリットを考慮した上でクライアントの最も利益になるオブジェクトVRのご提案ができるように心がけております。

メリット

メリット
・360度の画像を自由に操作し、見たい箇所の拡大縮小が簡単にできる→自分の意志で対象物をリアルな感覚で直感的に動かすことができる
・データ容量は比較的軽いのでネット環境に左右されずに操作できる(スマホがあればほとんどの場所で体感できる)
・QRコードを使って印刷物(カタログ、ポスター、フライヤーなど)とリンクさせることができる
・ユーザー自身が操作することによって動画のように受け身にならず印象に残りやすい
・静止画で正面、左右、背面を撮る必要がなくなる(使用サイズのよる)
・情報量が多いので複数の写真を使う必要がなくサイトをスッキリ見せることができる。
・サイト内の画像データ数を減らせるのでレイアウト作業の時間短縮につながる
・現行のスマホやパソコン、タブレットがあれば特別な機器(ヘッドセットなど)やアプリがなくても簡単に操作できる
・従来の写真では見えないところが見えるので形状の把握がしやすく、総合理解が進む。
・偽サイト防止(偽サイトは、静止画や動画を、簡単にコピーして本サイトそっくりに作られてしまいますが、オブジェクトVRは、リンク先のURLを隠すことで偽サイトで再現できないので、はっきりした差別化を図ることが出来ます。)

デメリット

デメリット
・対象物の撮影及び編集に専用システムが必要になる
・専門に扱えるオペレータや技術者が少ない
・カット数が多いので修正が煩雑になり、作業時間がかかる
・動画や静止画と違いサーバーにアップし運用するまでの作業プロセスに多少の慣れが必要となる
・通常の撮影より制約が多い(ライティングの自由度、センタリングの精度調整など)
・静止画に比べ多少高額になる(同じようなプロダクトの切り抜き写真に例えた場合)
・静止画に比べ作業工程が多いが複数枚画像データが同時に作成されるので使用方法によっては、逆転することもあります。

理想のオブジェクトVRの条件

操作風景
ユーザーがストレスなく気持ちよくサクサク操作出来るかということが大切です。いくらきれいな画像でもダウンロードに時間がかかると人は飽きて別のサイトに移動してしまいます。そのためデータをなるだけ軽くしネット環境に左右されないように読み込み速度を維持しながらも拡大した時に細部までしっかり見せる事が出来るデータが理想です。離れた場所や、外出が難しい人でもショッピングを楽んだり、立体アート作品を多角的に鑑賞したり、趣味に関するギアに触れたり、学習の理解度を高めたり、立体的に記録を残すなどまだまだアイデア次第でオブジェクトVFの可能性は広がっていきます。より大勢の人たちの役に立てるようなオブジェクトVRのコンテンツを作っていきます。

撮影時の注意点

コンパス 回転精度


オブジェクトVRは、普通の写真に比べ、ゴミや汚れなど慎重に取り除く必要があります。通常は1点の修正で済む事が複数枚の画像データで必要になってくるからです。次に商品の配置も良質なデータを作る上で押さえておかなければならないポイントの一つです。ターンテーブルの中心軸とカメラのモニターの中心をあわせたら 商品を前後左右に90度ずつ廻して中心の位置を確認します。対象物に寄ってその精度の出し方は変わってくるのですが、とくにシンメトリーなものや中心に突起物があるものなどは回転軸が左右にばらつくと不快な印象を与え兼ねません。オモチャの駒を想像してもらうわかりやすいかもしれません。廻してすぐの軸が安定した回転は見ていて美しいです。一方倒れる寸前の不安定な挙動を商品に置き換えてみるとせっかくの商品が暴れているように見え魅力が半減してしまいます。ただ中心がはっきりしない物に関してはそこまで慎重にセッティングする必要はありません。プロダクツは、パンフォーカス(ピンボケがない状態)を基本とします。よって横に細長いものは横の状態でフォーカスを合わせると90度回転させた時フォーカスの位置がずれてきます。1周撮り終わった後にもう一度該当するフレームを再度撮影する必要が生じることがあります。ライティングで言えば通常の写真に比べてフラット気味のライティングで影を強くしない方が拡大しても細部まで見ることができます。撮影段階で出来ることはなるだけやっておいた方が後々、作業の効率化に繋がります。

コンパスを使った回転精度の証明


編集時の注意点

撮影データは、主にフォトショップで加工や修正を行います。切り抜かれた画像データはオリジナルサイズのJpegで保存します。回転軸がシビアなものに関してはこの段階で再度位置調整を行う必要があります。それによって精度の高い回転画像を作ることができます。次にオブジェクトVR専用ソフト「オートリー キャプチャ」に取り込み自動生成されます。詳しくは別章で述べているのそちらご参照ください。よく注意しないと前の設定が残っているので必ず書き出す前に確認しましょう。また別章で述べている通りデータ名は英数半角で作っておかないとサイトアップしてもエラーが発生してしまいます。滑らかな回転を実現するためには、フレーム数を増やすことで解消されますが、あまりに数が多くなるとデータが重くなりスムーズな操作の妨げになり、レタッチなどの作業工程でもコストが上がってしまいます。これらを考慮し当スタジオでは、16フレーム   長辺800PX〜3000PX 3MB〜8MBを基準に設定しています。

オブジェクトVRの設定比較表

OC設定画面
オブジェクトVRは 専用ソフト「オートリー キャプチャ」の設定の違いにより操作感が変わってきます。この章ではいくつかのパターンをリンク先のPDFをつかって体感できるようしました。フレーム数は、撮影時より減らす事はできても増やすことは出来ません。拡大率もデータ容量を増やす要因の一つです。実際この機能を使っていないサイトも見かけますが、拡大して見る事によって得られる満足感は捨てがたいものと考えます。慣性のありなしもVRを操作する上での感覚的な大きなポイントといえるので比較資料を用意しました。実際触って比較できるサイトは他にないのでご活用ください。またQRコードがそれぞれ付いているのでスマホとパソコンでの操作感の違いもご確認ください。

フレーム数と形状の違い





フレーム数は数が増えるほど滑らかな動きが表現出来ますが、データ容量が増え、ダウンロード時間が増えるというデメリットがあります。当スタジオでは、1周16フレームを基本としていますが、オプションでフレーム数を増やすことも可能です。フレームの設定を変更する場合でも4の倍数がお勧めです。4の倍数の中には前後左右それぞれのカットが入っているのでフォルダ内のjpegを使う時に重宝します。フレーム数の違いによるガタつきは、商品の形状によっても違いがあり、缶のような円柱状のものでは、あまり目立ちませんが鉄道模型のように横に長細いものは1フレームの変化が大きいのでどうしてもカクカクした動きになります。

フレーム数比較PDF



形状比較PDF



拡大率の比較

拡大率比較表

オートリーキャプチャでは、ベースの画像から1倍から4倍まで倍率を設定できます。ただしベース画像のサイズが大きくなると拡大画像の解像度が足らなくなり倍率をあげることが出来なくなります。かと言って今のスマホのモニターは、解像度が高くなったのでベースの画像の大きさをある程大きくないと最初の画像が小さくなり拡大してもあまり大きくならない傾向があります。
長辺800pxの4倍拡大で長辺3200pxが必要となりますが2000pxを元画像とすると8000pxまで必要となりデータ容量も増え実用的でなくなるので長辺800px〜1000pxの 3倍を推奨しています。

拡大率比較表PDF

慣性の有無


慣性は、商品に回転を加えたあとの反応の違いです。慣性ありに設定すると指やマウスを離した後もしばらく回転運動を続けますが、慣性なしに設定すると指やマウスの動きに合わせて止まります。例えるなら慣性はベアリングそのもので 慣性ありは、自転車のホイール、慣性なしは、手動のコーヒーミルを想像してもらうとわかりやすいかもしれません。慣性ありに慣れると慣性なしが滑りが悪くひっかかるような感覚になるので通常、慣性ありの方をお勧めしております。

慣性ありなしの比較PDF

圧縮率の違い


オートリー キャプチャの圧縮率は5段回ありますが、検証した結果ほとんど変わりません。メーカ推奨の容量優先★で書き出すようにしています。メーカーからの注意事項としては白い被写体でやや画質荒れる傾向があるそうです。データ容量を小さく作ることによってサーバーへの負荷も減りより多くのデータを保存することが出来、操作性も上がります。

圧縮率比較表PDF

難しいオブジェクトVR 高難度のサンプル

アイデアイメージ
オブジェクトVRは、回転を前提にターンテーブルの上で商品を撮影することが多いのですが、通常の撮影にない様々な制約が発生します。私にはプロ写真家として長年活動してきた経験や知識、専用機材があるので単に安定、自立した商品だけでなく特殊な撮影技法を駆使し、通常では撮ることができないような難しい形状のものもオブジェクトVR で表現する事ができるようになりました。また私が生み出したイメージVRという手法は、VR用に撮り下ろした画像データを使い、背景素材やエフェクトなどと合成する事により、あらたなビジュアルコンテンツを生み出すことができます。フロントページやリーディングページに使うことでユーザーの印象に残る経験したことのないVR体験をご提供できます。
この章では他のサイトではあまり見ることがない高難度のVRサンプルをご紹介します。

自立しない商品

自立しない商品

私たちの身の回りの商品には自立しない物も数多く存在します。例えばこちらのビンテージの自転車パーツなどフレームに取り付けて使うことを前提にしているので決して自立しませんが、当スタジオでは、専用治具を制作し回転画像を撮影する事に成功しました。すべての角度で仕掛けを消さないといけないので通常の撮影の何倍もの労力を要します。普通の撮影ではよくテグス(釣り糸)が使われますが、オブジェクトVRおいていえば回転時の挙動がおかしくなるので極力使わないようにしています。大抵のオブジェクトVRを扱う制作スタジオでは、安定して自立するものをサンプルとして出していることが多いのでその難易度の高さは理解してもらえるかと思います。
自立が難しく諦めていた商品があればご相談ください。

自立しない商品VRのサンプル Not stand


マクロ

マクロの作例
通常のマクロ撮影は、マクロレンズを使い、なるだけ被写体に接近して撮影しますが、オブジェクトVRの撮影では、全フレームでパンフォーカス(ディープフォーカス)にするため画面の中央部に対象物を置きトリミング前提で広めのアングルにセットし被写界深度を深くする必要があります。被写体が小さくなるほど回転軸の振れ幅が大きく目立ってくるので精細なセンターあわせも必要です。どうしても小さめに撮る関係で多少エッジが甘くなります。編集時にシャープネスフィルターを強めにかけ調整します。
撮影時のセンター合わせ+編集時のセンター合わせ、シャープネスの強化、拡大倍率に解像度が足りない場合は画像拡大処理が必要な場合もあります。

マクロVRのサンプル Macro


ギミックアクション

ギミックアクション サンプル

おもちゃや機械など可動部分を持つ商品は動きを加えた回転画像にすることが出来ます。まずメインに使いたい形(ポーズ)で1周取り込みその後少しづつ形を変えて1フレームずつ撮影し、1周した時に元の形に戻るようにします。ただし可動域が小さなものは1周2アクション、4アクションで取り込み必ずしも1周1アクションにこだわる必要は、ありません。また複雑な動きや大きな変化するものであれば逆に2周で表現することも可能です。ただしこの場合も最後のフレームは、最初の形に近づけ自然に元の形に戻るようにするのが鉄則です。その事によって左右どちらから廻しても違和感なく操作することができるようになります。稼働部がある商品は、動きをつけて魅力をアピールしましょう!

※1周内のアクション数はフレームの倍数に関係します。例えば3アクションにする場合3の倍数のフレームが必要になります。

ギミックアクションのサンプル gimmick action

多軸回転


縦1軸の回転が一般的なオブジェクトVRの表現になりますが、シリーズ物やペアの商品は、複数で表現することもできます、それぞれ1軸で撮影したあとにフォトショップで1フレームの中に2点以上配置し改めて各フレーム毎に保存しなおします。自動処理で行う配置方法だと時間は短縮されますが位置関係の微調整がほとんど出来ないというデメリットが生じます。手動で行う場合は時間はかかりますが配置を自由に設定できるというメリットがあります。特使な例としては左右対象に近い商品は、左右を逆回転にすると常に左右対象になる表現も可能です。(タイトルの自転車レバーなど)

多軸回転サンプル


  

イメージVR

イメージVRとは商品写真のイメージカットにあたるものです。
オブジェクトVRのほとんどが形状把握のためのプロダクトVRですが、弊社では、背景素材やエフェクトを使用したイメージVRの制作も行っております。これは、私が独自に開発した技法で他では、見ることがない新しいオブジェクトVRの表現方法です。トップページやランディングページに掲載することによりユーザーが能動的に指やマウスを動かし、擬似体験することにより通常のスチール写真やムービーでは体感できなかった印象に残る特別なコンテンツになります。
リンク先にイメージVRのサンプル集を用意しました。ぜひ他のイメージVR も見て触って体感してみてください。

イメージVRサンプル集  image VR

オブジェクトVRから想定されるプラス効果

滞在時間 グラフ
サイト滞在時間増加による購入意欲の増加
サイト滞在が長いほど購入意欲が高まるというという計結果が出ています。
長時間滞在する事により商品に親しみを覚えます。
上のグラフは滞在時間と購入率を表したものです。

CVR、リピート率の向上
売り上げに貢献(商品認知度が上がるので高額商品でも購入しやすくなる)
好きな商品 趣味の商品、気になる商品は何度もリピートしてVRを操作する傾向があります。

商品イメージがユーザーに伝わりやすい
リアル店舗のようにインタラクティブに商品を見ることができるので、サイト訪問者のイメージに残りやすい 
遠目でみた商品と近くで触ってみた商品どちらが消費者の印象に残るでしょうか?
物理的距離に関係なく商品を擬似的に触ってみることができるのがオブジェクトVRの強みです。

EC のミカタより(滞在時間と購入率の関係)

オブジェクトVR(360度回転画像)を初めて制作依頼する方へ

オブジェクトVRとは、仮想現実(VR)技術を使用して、立体的なオブジェクトや物体をリアルに再現することを指します。どのようなオブジェクトをVRで制作したいのでしょうか?制作にあたっては、以下の情報を提供していただくと具体的なアドバイスや見積もりができます。

1.オブジェクトの種類:制作したいオブジェクトの種類やカテゴリーを教えてください。例えば、アパレル、雑貨、おもちゃ、家具、植物など。

2.詳細な要件:オブジェクトのサイズ、形状、色、テクスチャ、質感など、具体的な要件をお知らせください。また、オブジェクトの動きやインタラクションも含めたい場合は、その詳細も教えてください。

3.用途と目的:オブジェクトVRを使用する目的や用途を教えてください。ECサイト、展示会、商品プレゼンテーション、トレーニングなど、具体的な目的がある場合は教えてください。

4.予算と納期:制作にかけられる予算や納期を教えてください。これに基づいて、最適な制作方法やスケジュールを提案することができます。

以上の情報を提供いただければ、オブジェクトVRの制作に関するさまざまなオプションや提案をお伝えすることができます。どのような形でお手伝いできるかお教えください。

まとめ SUMMARY

まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
マーケティングの例話で「はだしの国で靴を売る」というのがあります。ある靴メーカーのセールスマンが2人いました。Aのセールスマンは、現地の人が靴を履いていないのをみて需要がないとすぐに諦めますが、Bのセールスマンは、そこに巨大な市場があると考えました。後にBのセールスマンが成功を納めたのは、いうまでもありません。靴を履いていない人たちを見て需要がないと見るかビジネスチャンスと捉えるかで結果は違ってくるのです。オブジェクトVRが置かれている立場がまさにそうで 無くても困らないが一度その優位性を知ると手放せなくなるコンテンツだと思います。2Dの写真では、伝えきれない事が、VRを使うことでいとも簡単に相手に伝わることが多々あります。オンラインでものを購入する際どうしても詳細がわからず躊躇してしまう事があります。そんな時、オブジェクトVRがユーザーの不安を解消し購入意欲を後押ししてくれることでしょう。一度このようなオブジェクトVR の効果を試してみては、いかがでしょうか?オブジェクトVRの情報は非常に少なくまだまだ認知度も低いですが、オブジェクトVRに興味を持ち、制作に関わっていかれる方 新しい写真表現を模索している方にもぜひ知ってもらいたい情報を掲載しました。

デジタル技術の進歩によってマーケティングの手法も変わってきました。
時代にあったデジタル表現でお客様のお役に立てれば幸いです。


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